2009年04月25日

近年

近年は開催都道府県の選手強化や大会運営に

資金を注ぎ込むことが問題視されていること

(開催地が予選結果に関係なく全種目に出場出来る

「フルエントリー制」、また総合ポイント争いでは

1963年以後、常に開催都道府県が優勝し続けていました。

2002年のよさこい高知国体で男女とも東京都が優勝し、

この異常性はストップしました)から、国体のスリム化が

段階を追って行われています。

高知国体からサッカーを秋季から夏季に移行したり、

陸上競技を秋季大会開会式前に行って日程を

10日間ほどに延長したりしました。

また2008年の大分国体では夏季大会と秋季大会を

統合して1大会としたり過去の開催都道府県から

備品提供を受け再使用するなど、スリム化を図っています。

しかしながら、前述の「フルエントリー制」など

開催地が天皇杯・皇后杯得点で非常に有利であることから、

開催都道府県が天皇杯・皇后杯を獲得することが

半ば「義務」となっている傾向があり、これが国体の本来の

意義を歪めているという意見もあります。



Posted by とっぽぽぽす  at 05:57