2009年04月25日

開会式

第2回の秋季大会から大会歌として

作詞・佐伯孝夫、作曲・高田信一の『若い力』が

開・閉会式で歌われ、併せてマスゲームが

行われたりします。

なお、開会式には、今上天皇・皇后両名(秋季大会)・

皇太子(総合開会式)・秋篠宮文仁親王

(冬季スキー競技会)が出席します。

なお、秋季大会には炬火(きょか)リレーが行われ、

開会式で炬火台に点火され、総合閉会式で納火します。

炬火はオリンピックの聖火にあたり、

炬火が初めて点火されたのは1950年の第5回愛知国体、

炬火リレーは1957年の第12回静岡国体から始められました。

リレー自体は大会旗リレーとして1948年の

第3回福岡国体から前年国体開催地から

大会旗をリレーする形で行われていて、

1973年の第28回千葉国体から炬火リレーと

大会旗リレーが統合され開催地のみでの

リレー形式となりました。  


Posted by とっぽぽぽす  at 05:58

2009年04月25日

近年

近年は開催都道府県の選手強化や大会運営に

資金を注ぎ込むことが問題視されていること

(開催地が予選結果に関係なく全種目に出場出来る

「フルエントリー制」、また総合ポイント争いでは

1963年以後、常に開催都道府県が優勝し続けていました。

2002年のよさこい高知国体で男女とも東京都が優勝し、

この異常性はストップしました)から、国体のスリム化が

段階を追って行われています。

高知国体からサッカーを秋季から夏季に移行したり、

陸上競技を秋季大会開会式前に行って日程を

10日間ほどに延長したりしました。

また2008年の大分国体では夏季大会と秋季大会を

統合して1大会としたり過去の開催都道府県から

備品提供を受け再使用するなど、スリム化を図っています。

しかしながら、前述の「フルエントリー制」など

開催地が天皇杯・皇后杯得点で非常に有利であることから、

開催都道府県が天皇杯・皇后杯を獲得することが

半ば「義務」となっている傾向があり、これが国体の本来の

意義を歪めているという意見もあります。  


Posted by とっぽぽぽす  at 05:57

2009年04月25日

国民体育大会

国民体育大会(こくみんたいいくたいかい National Sports Festival)は、

毎年1月のスケート&アイスホッケー競技会、

2月のスキー競技会、9月~10月の秋季大会の3つの節に

分かれて行われる、日本のスポーツの祭典です。

国体と略されます。

以前は水泳競技を中心とした夏季大会と陸上競技を

中心とした秋季大会が存在したが、2006年の兵庫県での

大会から夏季と秋季の大会を一体化して3大会制に

変更されました。

第64回大会(2009年9月26日-10月6日予定、新潟県)以降の

水泳大会については、日本体育協会は2006年12月20日の

国民体育大会委員会で9月中旬までに先行開催する

方針を決めました。

実際には2008年のチャレンジ!おおいた国体から実施です。

これは、水泳の競技特性を考えた措置であるといいます。

このため実質的には再び4大会に戻される格好となります。  


Posted by とっぽぽぽす  at 05:56